趙誠峰弁護士らが弁護人を務めた詐欺被告事件で、2022年7月5日、東京地裁(榊原敬裁判官)はグェン・ズイ・ドンさんに無罪判決を言い渡しました。(グェンさんご自身が自身の名誉回復のために実名公表を望んでいますので、実名で記載させていただきました)
趙弁護士のコメント:
「この事件は、警視庁がコロナ時短協力金の詐取として初めて摘発した事件でした。事件の内容は、税理士事務所の職員がグェンさんを利用して、グェンさんに無断で書面を偽造(グェンさんに無断でグェンさんの署名をしたり等)したりした事件で、そもそも起訴をすること自体に無理がある事件でした。このような事件でも無罪判決を取ることは簡単ではありませんが、無事に依頼人を守ることができて安堵しています。」
趙弁護士はこれで9件目の無罪判決(主文が無罪の判決。認定落ち、一部無罪は他にもあります)となります。